湘南スカイヤーズ



第9話

天気がいい
湘南の海の風が身にしみる
ここは静岡。にゃにゃにゃドームである

カキーーーーン

実況「入ったー!スカイヤーズ雲堂!ホームランです!」

雲堂「よっしゃあー!」

田熊監督「これで優勝は決定的だ。みんな!あとは思いっきりやれ!!!」

全員「はい!」

試合は15対3という大差でスカイヤーズが押していた。しかも9回の表という最後の攻撃の確率は大である

実況「今年のスカイヤーズはすごい勢いでしたね。」

解説者「エースの国雪君がいないのにすごい圧倒的な強さでしたねえ。すごいチームです。8月の半ばだというのに、優勝するかもしれない、マジック1ですよ。」

今シーズンのスカイヤーズはエースがいないという戦力に磨きをかけ、実力をあげていったのである

10分後・・・

ワーワーワーワーワー

実況「試合しゅうりょーーーーう!15対3でスカイヤーズの優勝です!」

マウンドでは山気原と中倉が抱き合っている姿が見えた。他の選手もそこに余っている力を振り絞り走ってゆく

中倉「やりましたよ!山気原さん!」

山気原「やったなやったな!」

架界「中倉、よかったな」

中倉「架界さん!あなたが国雪さんのキャッチャーしかやらない!とシーズンはじめに言わなかったらこの喜びは味わえなかったですよ!感謝してます!」

ワーワーワーワーワー

神奈川県民病院

国雪「やったなみんな。俺も明日で退院だぜ!思いっきりやってやる!」

数週間後・・・

実況「さあ、ついに日本一決定戦最終戦が始まります!勝つのはセ代表湘南スカイヤーズか?パ代表西武ライオンズか?」

田熊監督「今日のピッチャーは昨日言ったとおり山気原だ!」

山気原「はい!」

田熊監督「今日で優勝決めるぞ!」

全員「おー!」

国雪「最後なんだ、投げたいよな」

架界「なあに、勝ってれば投げさせてくれるって」

田熊監督「そのとおりだ。架界。みんな!国雪に投げさせてやれるようにがんばれよ!」

全員「はい!」

審判「試合開始!」

ワーワーワーワーワー

試合は0対0の同点のまま5回裏

アナウンス「代打、スカイヤーズ。輪田に変わりまして、節沢」

節沢「打ったるでー!」

キーーーーーンカキーーーン

実況「うったー!代打節沢!ホームランです!」

ワーワーワーワー

さらに試合は進んで8回裏

カキーーーン

雲堂「よっしゃー!主砲爆発ー!」

実況「ホームラン!これで5対0です!」

国雪「架界・・・ちょっと今日おれかたが痛くて・・・」

架界「気にすんなよ!自信もって!」

田熊監督「勝てる・・・よし!国雪いけ!」

国雪「はい!」

第10話に続く


作者から
ついに優勝ですかねえ
肩は完治したのかな?いろんなパターンを創造して次の10話に備えてください


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