湘南スカイヤーズ



最終話

天気がいい
湘南の海の風が身にしみる

ワーワーワーワーワー

国雪「抑えこんでやる!」

田熊監督「(いけ国雪!)」

架界「(あのときのピッチングを取り戻してくれ)」

雲堂「(がんばれ)」

唐居「(打たれないでくださいよ)」

宍原「(たのんだぞ)」

卓橋「(エース!がんばってください!)」

輪田「(お前はえーすだ!)」

府粋「(いけ!)」

9回表この回の打者3人を抑えれば勝ちである

国雪「うりゃああああああああああ!」

キーーーーーーンズバーーーン

ストライーク!

架界「おっしゃあ!ナイスボール!」

山気原「いいぞー!」

国雪「ぬどりゃあああああああ!」

カキン ポテポテ

府粋「ほい来た!」

パシ!ギュウウウウウン

アウト!

国雪「後二人!」

架界「全力投球だ!国雪!」

国雪「おう!」

キーーーーンズバーーーン

ストライーク!

国雪「う!?」

架界「どうした?」

国雪「大丈夫大丈夫」

国雪「(また肩が・・・かまうか!)」

架界「よし来い!」

キーーーーンズババーーン

ストライクツー!

国雪「う?」

架界「全力全力!危ないぞ!」

国雪「お・・・おう!」

国雪「(肩が・・・頼む!もってくれ・・)」

国雪「おりゃあああ!う?」

フワーーーン

架界「え!?」

ライオンズ打者「もらった!」

カキーーーーン

実況「打った!三遊間突破!ヒットです!」

国雪「う・・・・」

架界「審判タイム!」

タイム!

架界「どうした?国雪?肩痛いのか?」

国雪「なあに大丈夫さ・・・それに・・・頼む!投げさせてくれ・・・」

この国雪の頼む!の一言が架界の心を大きく動かした

架界「わかったよ。悔いのないようにな」

国雪「ありがとう」

架界「(マウンドのあいつがありがとうなんていったのは初めてだ・・・よほどやばいんだな)」

国雪「おりゃああ!」

キーーーンズバーン

ストライク!

国雪「ぐう・・・」

架界「国雪・・・・」

国雪「くそう・・これが最後の1球だな。おりゃあああああああああああ!」

キーーーーーーーーーンカツン

国雪「う!?」

ドサ・・・

雲堂「よし!」

パシ

雲堂「セカンド!」

キーーーン パシ!

アウト!

宍原「ナイス!おりゃ!」

キーーーン パシイ!

アウトォ!

保見沢「よっしゃあああああ!」

雲堂「優勝だああああ!」

架界「やったああああ!  国雪!?」

国雪「う・・・・・うう・・・」

それから数ヶ月

国雪「おまえら!声ださんかい!」

架界「国雪コーチの言うとおりだ!声が足りん!」

田熊監督「国雪ピッチングコーチ!山気原のほういってやってくれ」

国雪「はい。監督」

日本シリーズでスカイヤーズは勝ち、国雪の肩は損傷。二度と戻らなくなってしまったが国雪は野球をおりようとしなかった

国雪「山気原!もっと腰をいれて!」

山気原「こうですか?」

キーーーンズバーン

国雪「最後までキャッチャーを見続けて!」

山気原「はい!」

国雪は野球をおりずにスカイヤーズの20代のピッチングコーチとなり、スカイヤーズをまた日本一に導こうとしている。国雪の努力はむくわれるだろうか・・・いや、必ずむくわれるだろう。そしてずっと努力をし続けるだろう。スカイヤーズの柱となるために・・・

国雪「てめーらー!声だしなー!」

全員「はい!」

湘南スカイヤーズ 完


作者から
終わっちまったか・・・
裏話としては製作開始当時最後は天大も肩を壊す設定でいたんですけど・・・自分がファンなのでやめました(ォィ
この話は精一杯書きました。初心者の努力の結晶を楽しんでいただければ光栄です。
今まで応援ありがとうございました!


九話 
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