湘南スカイヤーズ


第4話



天気がいい

湘南の海の潮風が身にしみる
だがここは東京、快晴連盟野球部のグラウンドである。

水戸澤「おらーーーーいくぜーーー!プロと試合すんじゃあーーーー!気合いれんかーーーーい!」

斎藤「先発は俺なんだぞ、水戸澤」

吉本「そうだーーー!補欠はひっこめーーーー!ブーブーブーブーブー  p(>3<)」

水戸澤「あんだー?ボケ!」

吉本「やんのかこらーーー!」

ワーワーワーワーワーワーワーワーワーワー

斎藤「不安・・・」

湯舟「俺もだ・・・」

湘南グラウンド

国雪「ピッチャーはともかくとして甲子園優勝キャッチャーは強いと見た」

卓橋「国雪先輩、吉本は甲子園優勝キャッチャーじゃありませんよ。甲子園優勝の日あの人がいた所はセンターで、打順も8番ですから」

田熊監督「何だそうなのか・・・国雪!エースがアマチュアと試合するのにびくびくするな!余裕を持ってかかれ!」

全員「はい!」

余裕を持ってかかるということに、監督も国雪も恐ろしさを覚えることになる・・・

東京都立都営グラウンド

斎藤「ううう・・・緊張・・・」

水戸澤「だいじょうぶですよ、斎藤さん、打たれたら俺が変わりますから」

吉本「てめーじゃ不安で不安でしょうがないわ!」

水戸澤「あん?やんのかこらーーーー!」

ワーワーワーワーワーワーワーワー

輪田「こりゃ余裕だ」

唐居「外野寝てていいんじゃないすか?」

ハハハハハハハハ・・・

田熊監督「(まずい、余裕がうぬぼれに変わっている、負けるかもしれんな・・・)」

審判「集合!」

試合は進んで9回表

国雪「う・・・うう・・・?」

しあいはなんと快晴のペースにあった、9回表8対6で快晴のペースである

斎藤「はあ・・・はあ・・・後二人」

キーーーーーーーーン

審判「ストライクバッターアウト!」

斎藤「か・・・肩が・・・」

快晴監督「斎藤・・・?」

吉本「斎藤さん!後一人ですよ!」

斎藤「あ・・・ああ・・・」

キーーーーーン

審判「ストライーーーク!」

国雪「架界!打ってくれーーーー!」

架界「う・・・打てねえ・・」

審判「ストライクツーーーー!」

斎藤「う!?」

バタッ・・・・・・

快晴監督「斎藤!?」

水戸澤「斎藤さん!?」

吉本「だいじょうぶっすか?」

観客「なんだなんだ・・・」

観客「どうしたんだ?」

斎藤「ううう・・・肩が・・・」

観客「おい何があったんだー!説明しろー!」

説明する人「快晴連盟斎藤投手は肩の負傷により降板させていただきます」

結局スカイヤーズは後続の投手から1点奪うがアマチュアに8対7で負けた

雲堂「何でだ?何で負けたんだ?」

保見沢「意味わかんないよ・・・」

宍原「アマチュアに負けたなんて意味わかんない・・・」

田熊監督「意味わからないのか?負けた理由がわからないのか?それはな・・油断だ・・・」

国雪「油断?油断なんてしてませんよ。全力で投げました!」

田熊監督「本当にか?心の底からか?」

国雪「う・・・」

田熊監督「俺には全力で投げているようには見えなかった、いつもはすごい速さでミットにおさまるはずの球がひょろひょろってミットにおさまっていったぞ。いや、ミットにもおさまらなかったな。向こうのピッチャーは肩が壊れるまで投げていたじゃないか」

部屋は誰もいないかのように静まり返っていた

雲堂「油断か・・・確かに油断してたかもな・・・」

田熊監督「おまえらなあ・・・油断ってのは実力を奪うんだぞ?お前らはそれを体験したんだ、快晴連盟様様じゃねえか。手加減の仕方がお前らわかんねーんだ。ならいつでも全力でプレイすればいいじゃねえか!手加減をしらねーチームって思われてもかまわねからいつでも全力でやっちまえ!」

全員「はい!」

田熊監督「あとそこのチームの名誉を気にしてる34番のキャッチャーさん?大丈夫だ。プロとアマチュアの試合なんて手加減してたって思われるだけだから。若干は落ちるかも知れないがな」

架界「は・・・はい・・・」

国雪「ドンマイキャッチャーさん」

ハハハハハハハハ・・・

アメリカニューヨーク

ヤンキースコーチ「ヘイミスター天大!アト10キュウナゲテ!」

天大「OKOK!」

ズバン!ピピピ・・・

157K・・・

ヤンキースキャッチャー「オウ!ハヤイネ!」

10分後・・・

天大「ふいー終わったぜ」

ヤンキースマネージャー「ミスター天大、コレスカイヤーズノコーリュージアイノケッカネ!」

天大「サンキューサンキュー・・・ん?負けた?国雪が?アマチュアに?8対7か・・・こりゃあ油断だな、油断したな。1対2とかだったら実力負けかもしれないが、打撃戦はプロ対アマチュアの試合じゃないことだ」

湘南グラウンド

田熊監督「おらおらー!気合入れろーーーーーー!」

府粋「バッターこいやーーーーーー!」

全員「いくぞーーーー!」

第5話に続く


作者から
この話は晴汰さんの快晴連盟野球部と連動しています2つの世界をお楽しみください
天大何でもお見通し、天大は今後・・・やっぱ言うのはやめとこう。何度読み直したってかまいません。いっぱい読んじゃえ!


晴汰から (かってに)

今回はオレの快晴8話と連動になりました。湘南と快晴を読み比べしていただければ二つの世界が楽しめます。


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