湘南スカイヤーズ


第3話 エース脱退!?



天気がいい

湘南の海の風が身にしみる
湘南グラウンドにいる湘南スカイヤーズのメンバーはエースの帰還によって静まり返っていた

国雪「エベレストに行ってた?」

天大「ああ」

架界「なんで?」

天大「いや、一度アメリカに行って公園で知り合った人とキャッチボールをしてたんだ。そうしたらニューヨークヤンキースのスカウトって人が来て本気で投げてくれっていったんだ」

宍原「それで?」

天大「もちろん本気で投げたさ。そうしたらそのスカウトさんがうちへ来てくれっていったんだ」

その瞬間チームメイトの間にいやな空気が走ったのを国雪は感じた

天大「それで、俺は・・・・・・・・行くっていったんだ」

全員「なんだって?」

雲堂「ふざけんなーーー!みんなのことも考えてから返事をするのが普通だろー!」

山気原「てめー!国雪はお前のいない間ずっと投げてたんだぞ!」

天大「俺だってできることなら残りたいさ!だけど自分の力を試してみたいんだ!アメリカで!メジャーリーグで!!!」

田熊監督「それでエベレストで特訓してきたのか・・・みんな!何も言うな・・・」

輪田「監督!」

田熊監督「今は何も言うな・・・こいつに力を試させてやろうじゃねーか」

全員「・・・・・・・・・・・・・・」

田熊監督「天大!行ってもいいが超一流の選手になれ!そして戻って来い!」

天大「監督・・・はい!行ってきます!」

そうしてアメリカ行きが決まると風のように天大は走り去っていった

保見沢「監督ピッチャーはどうすんですか・・・国雪の体力なら4,5戦は耐え切れますけどその後は・・・」

山気原「監督、俺にやらせてください!そしてマウンドで投げさせてください!」

サードのレギュラー争いをしていた山気原がピッチャーにと名乗り出た

田熊監督「大丈夫か?怪我は許されないぞ?」

山気原「投手が少ないときに怪我なんてしたくてもできませんよ!」

田熊監督「わかった、やってみろ。」

数日後 神宮球場

実況「ピッチャー山気原、投げました!」

キーーーーーンズバーーーン

審判「ストライクバッターアウト!ゲームセット!」

山気原「よっしゃー!勝ったぜ!」

実況「投手に転向の第一戦山気原、見事に完投で終わらせました!」

解説者「速いですね、サード時代高速の送球とバッターランナーに恐れられていただけの肩があります」

田熊監督「ナイスピッチングだったぞ!山気原!」

山気原「ありがとうございます!」

ミーティング

田熊監督「来週、社会人野球の強豪の「快晴連盟」と交流試合がある。そのときは国雪投げろ!」

卓橋「快晴連盟っていえばプロ野球でも通用する投手の斎藤や甲子園優勝キャッチャーの吉本がいるところですよ」

田熊監督「そんなにすごいチームなのか、みんな!本気で行け!」

快晴連盟との試合を控えた湘南スカイヤーズ。その快晴連盟とは彼らの予想を上回るものだった・・・

第4話に続く


作者から
今回晴汰さんの快晴連盟を使わせてもらうことになりました。快晴連盟野球部のほうもしっかり読んでおいてください。あらすじは書きませんので内容を頭に入れておいてください。
天大行っちゃった・・・私的には1番好きでした。でもこうしなきゃ面白くならなかったんで。感想掲示板に感想お願いします。


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