快晴野球連盟野球部

第八話

〜湘南スカイヤーズ〜



7月18日 湘南グラウンド

快晴だ

野球日和だ。

国雪 「だがしかし交流試合といってもアマチュアじゃあねー。」

田熊 「国雪。あのチームは社会人チームで結構有名な強豪チームらしいぞ。」

国雪 「そんなんですか・・・。

今日はなんとあのプロ野球チーム「湘南スカイヤーズ」との試合ということでチームの全員が緊張していた。タダ一人緊張という言葉をしらないのは・・・・・・

快晴グラウンド

水戸澤 「おらーーーーいくぜーーー!プロと試合すんじゃーー!気合入れんかーい!」

斉藤 「先発は俺なんだぞ、水戸澤」

吉本 「そうだそうだ〜。補欠はひっこめーブーブーブーブーブ p(>3<)。」

水戸澤 「んだと!」

吉本 「やんのかこらーーー!」

三井 「プロの前でハジかかないようにしましょうよ・・・・。」

里中 「そうだぞ。もしかしたら有望な選手は引き抜かれるかもしれんぞ!まあ90%斉藤だが。」

斉藤 「ははは・・・・(プロにいくきなんてないよ・・・。)」

水戸澤 「あと10パーセントはだれなんだよ!!」

里中 「当然俺だ。」

水戸澤 「なんだ」

里中 「おい」

監督 「おい!お前ら!相手はプロだ!この前の豪雨戦の悔しさを存分にぶつけろ!全部はねかえされるが・・・・わっはっは」

いや・・ひどすぎないか?監督。と思った選手一同


里中 「監督!ひどいこといいますな〜。プロの壁なんて俺がぶち壊してやりますよ。」

吉本 「そうですよ!この甲子園優勝経験あり、優勝への貢献者吉本がホームランだ!」

里中 「そんなやつをプロが指名しないはずないだろどーせ八番あたり打ってたんだろ。」

吉本 「う・・・・あたってる・・・。」

水戸澤 「なんだなんだ〜。八番打者が優勝に貢献するとは思えないな。」

吉本 「なんだと。お前こそ一回戦で・・・。」

水戸澤 「だーーーー!!!!その話はやめろーーーーー!!!!!!!!はあ・・・はあ・・・・・あっ!監督もうグラウンドへいかないと。」

監督 「・・・?ん?ああそうだな。よし!全員バスに乗れ。」

「はーい」

東京都立都営グラウンド

斉藤 「ついちまった・・・。」

水戸澤 「だいじょうぶですよ、斉藤さん、打たれたら俺が変わりますから。」

吉本 「バスの中で手のひらに人っていう字書いて飲んでたやつが信用できるか。」

水戸澤 (う!見られてたのか。)

吉本 「大丈夫だって出ないから。」

水戸澤 「それを言うな。」

斉藤 (・・・・・・・・)

実は斉藤も手にひらに人とかいて飲んでたとか・・・・。

湘南側ベンチ

輪田 「こりゃ余裕だ」

唐居 「外野寝てていいんじゃないすか?」

湘南田熊監督 (まずい、余裕がうぬぼれに変わっている、負けるかもしれんな・・・)

斉藤 「しかしプロとなると緊張するな」

里中 「大丈夫ですよ斉藤さん!楽にいきましょう!!どうせプロとアマチュアじゃ月と家の差ですよ」

三井 「そうですよ!がんばりましょう。」


思いっきりアマチュアに対して失礼ないいかただと思うが・・。


監督 (プロにハジをさらさなければいいが・・・。)

審判 「集合!」

「はい!」

「えー今回主審をつとめさせていただく防具波怒湖煮尽蹴瑠です!よろしくおねがいします!」

水戸澤 (湯舟さん、長いよ名前が)

湯舟 (俺もあの審判は初めてだ・・・・。聞いたことない。)

試合は進んで9回表へ進む・・・・。

湘南
快晴



試合はなんと快晴のペースだった。九回表8対6で快晴の二点リード状態

国雪 「お・・・おかしい」

斉藤 (プロに勝ってる・・・。が・・・しかし・・・)

・・・・・・・・・・

斉藤 (なんだこの肩の痛みは・・・・。この前の豪雨戦で150球は投げたからな・・・。)

ばしいい!!

防具波怒湖煮尽蹴瑠 「ストライーーーーーーク!!!!バッターアウト!!」

吉本 (やったぜ!プロに勝てる・・・・あと二人だ!!)

斉藤 「ふしゅーーーー。(肩が・・・・限界か・・・?)」

水戸澤 「斉藤さん・・・表情が変だぞ・・・・。」

監督 (まずい!)

・・・・・・ばしいい!!

防具波怒湖煮尽蹴瑠 「すとらいーーーく!!バッターアウト!!!(この感じ・・・・審判最高!!)」

斉藤 「う・・・・ぎ・・・・・」

吉本 「斉藤さん!あと一人ですよ!・・・・・・斉藤さん・・?」

松中 「監督!もうあいつには無理です!限界です!」

監督 「わかった・・・・・」

といって監督はタイムをとりマウンドの斉藤のところへ向かう。

吉本 (斉藤さん・・・・。監督にはおみとうしだったってわけか・・・。)

監督 「もういい。斉藤・・・よくやった。肩が痛いなら戻って来い・・・」

斉藤 「なにいってるんですか監督。あと一人なんですよ」

監督 「しかし・・・・。」

斉藤 「俺にとってこの戦いはプロへの復讐なんですよ。俺を裏切ったあのプロへの・・・・。」

監督 「・・・・・・・・お前の都合に合わせるわけにはいかない。」

斉藤 「責任は俺が取ります。」

監督 「俺はもうなにもいわない・・・。」

監督はベンチへと戻っていった。

監督 「鈴木、アップしとけ」

鈴木 「おいっす」

斉藤 (監督・・・・ごめんなさい・・・。)

湘南の応援側

「架界ーー!!打てーー!!」

ズバーーン

「ストライーーーク!!!」

斉藤 「あと二球・・・・。」

架界 「打てねぇ・・・・・。速い・・・・。」

びゅううーーー!!

バキィ!!

斉藤 (しま・・・・・うが・・・・。)

ストライーーーク!!

バタッ

吉本 「斉藤さん!!」

三井 「斉藤さん!」

里中 「斉藤!?」

須波 「斉藤??」

井上 「斉藤・・・・。」

外野三人集 「どうしたんだ!?」

監督 「斉藤・・・・・。」

観客 「なんだなんだ!?」

湘南ベンチ 「なんだ!?」

監督 「審判さん。タイム。ピッチャー斉藤かわって鈴木」

防具波怒湖煮尽蹴瑠 「わかりました。」

吉本 「監督・・・・。」

斉藤 (肩が・・・・・動かねえ・・・・)

救急隊 「タンカで運びましょう。肩に損傷があるようです。すぎに病院へ」

監督 「頼む・・・。」

水戸澤 「・・・・・・・・・・」

吉本 「斉藤さん!斉藤さん!」

斉藤 「すまなかった・・・・・吉本。すいません・・・監督」

監督 「何も言うな。肩をしっかり直して来い。仕事のほうにもちゃんといっておく」

鈴木 「守ってやあら・・・・。」

その後鈴木が架界からスリーベースを打たれ次の打者にヒットを打たれ一点をゆるすがその後継続をぴしゃりとしとめみごと快晴はプロチームに8−7で勝利を収めたのである・・・。

水戸澤 「くおらあ〜!!やったぜ〜!!」

防具波怒湖煮尽蹴瑠 「いや〜楽しかった。」

吉本 「はあ?」

三井 「なんか・・・・斉藤さん可愛そう・・・。」

里中 「よーしあとで励ましにいこうぜ!」

湯舟 「そのあとに飲みにいくなんてどうだ!?」

「さんせーい!!」

吉本 「よし!新人のおごりでれっつご〜。」

「ごちーー♪」

水戸澤 「おい!まて!おれかよ!」

そのころアマチュアに負けた湘南は監督の激励により、チーム全員やる気を出していた・・・。

・・・・・・・・・・

東京大学医学病院

Dr、クリス 「こりゃあひどいですな。肩の骨がバキッと折れてますね。」

斉藤 「そうですか・・・・。」

Dr、クリス 「でもだいじょーぶね。私の治療なら三ヶ月で直るよ。」

斉藤 「三ヶ月・・・・。」

その夜・・・・

吉本 「よっしゃ〜飲みまくったる〜!!」

湯舟 「おれもだ〜。」

はげちょー 「わしまで呼んでくれて全員ポイント+30!ボーナスを約束しよ〜う」

水戸澤 「やっほ〜太っ腹はげちょ〜」

その時誰かが酒場に入ってきた。

「いらっしゃい!!」

三咲 「あっ!みなさんきてたんですか〜。今日勝ったんですってね〜。おめでと〜ございます。」

米田 「ども、彼氏の米田です。」

水戸澤 「ども!今晩は」

吉本 「よう米田!」

米田 「吉本!お前も一応打ったんだって?よかったな。」

はげちょ〜 「一緒に飲まない〜?」

その後三咲と米田も入り、夜中の12時まで宴会が続いた。

湯舟 「そういえば斉藤の見舞いは・・・・・・・・。」

全員 「あ!!」

・・・・・・・・・

斉藤 「俺はもうだめかな・・?あとは鈴木に託すか・・・・。水戸澤か・・・。」

満月だ・・・・。

続く


湘南スカイヤーズと連動しています!両方交互にみるとおもろいかも・・・・。

これでしばらく更新未定です。少し休憩するかも・・・・・。

久々三咲登場です。米田も登場。はげちょーも登場。

では!10話目指してがんばります!!


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