快晴野球連盟野球部

第七話

〜勝機〜



7月16日 快晴グラウンド

あらすじ

快晴野球部VS豪雨野球同好会の試合は一回の表から豪雨が大橋の先頭打者ホーマーと宮崎のツーランで先制される、その裏の快晴の攻撃も三者凡退・・。しかしが吉本は絶対に逆転すると斉藤に言う。

二回の表快晴の攻撃

斉藤は八番九番の打者を三振でしとめ、一番大橋もツーストライクと追い込んでいた。

大橋 「いや〜きがはいってますね〜。こりゃあ笑ってられないや。(にこにこ)」

斉藤 「笑ってるよ。」

ぷぴーぽぺー

水戸澤 「だーーー!!やめろー社会人野球で応援かは!!(大声)」

森山 「まったく失礼であります。」

尾崎 「森山・・・集中を乱すな・・・。」

森山 「失礼しました!」

ほぺーぷひゃ〜ぴゃららら〜。

水戸澤 「うわあ!!」
監督 「水戸澤うるさいぞ!!」

水戸澤 「はーい・・・。(おれ?)」

斉藤 「くらえっ!!」

びゅーーー

大橋 (およそ150キロ!もらった!)

ストッ・・・・

大橋 (フォーク!?)

吉本 (斉藤さん!サインと違いますよ!!)

斉藤 (吉本!頼む!取ってくれ!!)

ブン!

大橋 「まさか!」

バシイイッ!!!

斉藤 「決まったー!!必殺のフォーク!!」

吉本 「さいとーさん!(サイン無視しないでくださいよ〜びびりました・・。)ナイスボール!」

大橋 (150キロのフォークだと!?プロ級じゃねーか?)

斉藤 「にこにこくん。お前の負けだ。」

大橋 「くそー次の打席では勝ちますよ(にこにこ)」

その後斉藤と宮崎の投手戦が続き九回の攻撃に進もうとしていた。

斉藤は見事な速球と変化球の使い分けで、八回までを一打席一打席粘られながらも5安打1失点に抑えた。

宮崎は無尽蔵のスタミナで疲れ一つ見せずにノーヒットで迎えた。

吉本 (八回終了で4−0か・・・。最後の一回で攻撃で四点は辛いな・・・。)

「九回の表 豪雨野球同好会の攻撃は・・四番 サード 尾崎」

斉藤 「ここは無失点で抑えないと・・・。」

尾崎 「さて、そろそろあきらめて楽になろうじゃないか。」

斉藤 「それは断る。快晴の攻撃はここからはじまるのさ」

尾崎 「いつもよりもやる気だな。」

プレイ!

斉藤 (ストレート ストレート スライダー でいくか・・)

斉藤 (どうせ一球目は見送るのだろう!)

びゅーー

バシン!

ストライーク

斉藤 (二球目も見送るだろう・・・・・。ふう・・・)

びゅうーー

ズバーン

ストラーイク

吉本 (150キロきてるけど・・・・いつものノビがない・・。スタミナが限界なのか・・?)

斉藤 (少し・・・疲れたかな・・・。。)

尾崎 「・・・・・・」

斉藤 (くらえ)

びゅーー

カキーン

ファールファール

斉藤 (カットしやがった・・・。)

斉藤 (ならばフォークだ!!)

びゅっ!

尾崎 (読みが甘すぎる・・・。)

カキィィィィン!!!

斉藤 「!!」

吉本 「!!!」

水戸澤 「!!!?」

「じょ・・・場外だーー!!ホーーームラン!!!!」

尾崎 「まだまだだな・・。」

斉藤 「ふう・・・・(すまんみんな。)」

豪雨 五点目

五番 ピッチャー 宮崎

吉本 「斉藤さん・・・。」

斉藤 (みんな・・・・すまない。)

「ああーーっと!!吉本たちあがったーー!!敬遠でしょうかーー!」

ボール・・・フォアボール!!

吉本 「斉藤さん・・・。」

監督 「斉藤・・・」

その後の三人は斉藤がぴしゃりと抑え快晴の最後の攻撃に移る・・・。しかしその回は7・8・9の下位打線からである。

三井 「僕が先頭打者だ・・・。絶対につなげてやるぞ・・・。」

大橋 「宮崎!怒るな!ピッチングにぶつけろ!(にこにこ)」


宮崎 「ふう〜打ちたかったのにな!!」


プレイ!

三井 「ど真中もらった〜!!。」

かーーーん

森山 「キャッチャーフライであります」

バシ

アウト〜

三井 「ど・・・・ど真中だったのに・・。」

監督 「三井。もっとじっくり攻めろ。」

三井 「はい・・・。」

八番 ファースト 須波

須波 「・・・・・・・・・」

宮崎 「三振は無理だったが。まあいいや。」

プレイ

須波 (三球目のボールで勝負だ・・・・。)

びゅうーー

ズバーン

ストライーク!!

びゅうーーズバーーーン

ストライク!!

須波 (次だ・・・。)

びゅうーーー

須波 (もらった・・・・・)

カキーーーン

里中 「でかいぞ!」

バシイイ

ショートライナーアウトー

三井 「全然でかくないじゃん。」

須波 「タイミングはばっちりだったが・・・。」

宮崎 「ふふふ・・・・。」

監督 「斉藤・・・代打はない。そのままいけ」

斉藤 「はい!」

宮崎 「最後の一人がきみとは・・・かわいそうだねー。」

斉藤 「心配無用だよ。」

プレイ

宮崎 「終わりだな〜。」

びゅうううーー

斉藤 (初球!)

カキイイイイイン!!!!

宮崎 (まさか・・・・初球を!!!)

斉藤 「はいってくれーー!!」

バシ!!

「レフトとったーー!!ゲームセット!5−0で豪雨野球同好会の勝利です!!」

斉藤 「終わった・・・。」

宮崎 「ふっふっふ〜ん」

水戸澤 「う・・・う〜感動だーー!!」

吉本 「また勝てなかった。」

「号令!」

「ありがとうございましたーー!!」

里中 「ちくしょーー。まけたーー。」

須波 「・・・・・・。」

監督 「集合しろ。斉藤もいいピッチングしていた。エラーもないし。いい試合だったじゃないか。」

斉藤 「勝たないと・・・な・・。すまないみんな。」

水戸澤 (斉藤さんのいうとおりだ・・・。勝負はかたないと何も意味ねーんだ・・・。あのときだって・・。)

次の日

監督 「え・・・・。ふむふむ。わかりました。」

ざわざわ

監督 「全員集まれ!急にだが明日。湘南スカイヤーズと試合になった。」

「ええ〜。」

続く


作者から

豪雨戦。大変でした!しかし次回は連動小説です!湘南スカイヤーズと一緒に見れば面白いかも・・。


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