快晴野球連盟野球部

第十二話

〜ミト・ダヨーン〜



7月21日 喫茶店ミト・ダヨーン〜

快晴だ


喫茶店内はカップルや怪しい話あいをする客でにぎわっていた。ミト・ダヨーンはあまりのまずさでなんか飲食に来る人はほとんどなく気軽に話しができる店として評判である。しかし店の最悪な状態により今岡・井上は切れ掛かっていた。

ミト・ダヨーンでなにがあったか知りたい人はココ

今岡 「・・・・・・くるんじゃなかった・・・。」

井上 「俺たちはこんなところに負けたのか。」

カランカラン

三咲 「米田さん。あれって井上さんと今岡さんじゃないですか?」

米田 「おおそうだ!よう!」

今岡 「いよう。米田さん。浜本さん。」

井上 「こんにちは。」

米田 「ところでなにやってるんだ?」

井上 「実は今岡の・・・・」

ギュ

井上 「むーーむーー」

今岡 「実はミト流星スターズの強さの秘密を探ってるんですよ。」

今岡は井上を睨む。

井上 「そ・・・・そうなんですよ。」

米田 「・・・・・そうなのか・・・でーなにかわかったのか?」

今岡 「いえ・・・・それが。」

米田 「しゃーねえなー。オレはそういうのが得意だから手伝ってやるよ」

井上 「やったー。」

今岡 「っておい!」

米田 「おい!見ろ!」

「??」

それはカウンターで店員が飲んでいる怪しい飲み物だった。

米田 「間違えない。あれが強さの秘密だ。」

今岡 「はあ?」

井上 「さっすが米田さん!すごいですね。」

米田 「考えてみろ。大体なんで喫茶店の店員が店で変なもん飲んでるんだよ。ありえないさ。」

今岡 「でもあの店員。野球チームにはいなかったと思うんだけど。」

米田 (ギクッ)

井上 「そこを考えなくちゃ。てか大体、店に来てなにがわかるんだ?」

今岡 (ギクッ)

米田 「・・・・・そうそう!これから浜本さんとバッティングセンターに行くんだが。一緒に行かないか?」

今岡 「さんせー。」

井上 「え?おい。」

カランカラン

今岡 「じゃあお支払いよろ〜。」

三咲 「井上さんも行きましょ〜。」

米田 「先いってるぞ。」

がちゃ

井上 「あ・・・・・。」

・・・・・・・・・・・・・・バタン

井上 「今岡ああーーーーーーー!!!!!!」

バッティングセンター 「バッチ・コイ」

カキーン

今岡 「な・・・なあ、井上さん。怒らないで・・・。バッティング券買ってあげるからさあ・・。」

井上 「・・・・・・・・・・じゃあくれ。」

今岡 「はいはい。」

三咲 「米田さんすごーい。」

カキーン

井上 「米田さんすごいなあ。」

今岡 「米田さんは野球部入らないかな〜。」

井上 「でも課長だしな。」

米田は快晴連盟の課長でエリートである。それにもまして野球もうまい。

今岡 「どれ、オレもやってこようかな。」

井上 「おお!今岡野球モードか。」

今岡は普段はこうだが野球になると真剣モードに入る。登場人物に書いてある通りどんな球でもヒットにできる天才バッターである。

130キロ

ピ・・・・

びゅーーーー

今岡 (左へ流すか)

カキーン

井上 (狙い通りなんだろうな・・・。)

米田 「どれ、オレも」

三咲 「え?」

井上 「ほ・・・・ホームラン予告?」

米田 (その通り!)

カキーン

バコ

♪〜

打球は米田の狙い通りにホームランの的へ命中した。

アナウンス 「ホームランおめでとうございます。」

井上 「ひゅーやる〜。」

三咲 「すごーい!!」

今岡 「オレもやりますよ。ホームラン」

井上 「まじかあ?」

カキーン

バコ

♪〜

アナウンス 「ホームランおめでとうございます。」

米田 (ようするに今岡はバットコントロールがいいわけだな。)

三咲 「今岡さんもすごいですね。」

井上 「よっしゃーオレも!!」

コン

三咲 「バント?」

今岡 「??」

米田 「バントかよ」

井上 「オレの得意技ですよ。」

コン

コン

そして・・・・・・

米田 「ふう〜やっぱ野球は楽しいなぁ」

今岡 「そうですな〜。」

井上 「それなら米田さん。野球部くればいいのに。」

米田 「う〜んしかし課長の立場だからなあ・・・・。」

三咲 「大丈夫ですよ。社長もわかってくれますよ。」

米田 「よ〜しそれなら頼んでみよう!」

井上 「やった〜米田さんが仲間入りだ〜。」

今岡 「やった〜新戦力ですな〜。」

三咲 「それなら私マネージャーでもやろうかしら?」

井上 「おっ!それいいね〜。」

米田 「おいおいまだ決まったわけじゃないんだからそんなはしゃぐな・・・。」

井上 「さっそく明日社長に・・・・。」

米田 「よーし!わかった!」

三咲 「私も!」

今岡 「がんばれ!」

米田 「じゃあ今日はこれで解散!」

今岡 「また明日!」

井上 「おやすみ〜。」

三咲 「さよなら〜。」

そして・・・次の日

快晴連盟社長室

米田 「・・・・・・・・・だめ・・・・ですか・・・?」

晴野社長 「きみには課長という立場があって・・・仕事があるじゃないか。」

米田 「でも・・・野球部はこの会社のチームなんですよ。入るのは自由じゃないんですか?」

晴野 「しかし・・・・・。」

米田 「仕事はちゃんとします!だからお願いします・・・・。」

晴野 「だが・・・・。」

米田 「社長。もう少しはっきりしてくださいよ。私は自分の事は自分で決めます。」

晴野 「なんだって!だが・・・・仕事は・・・。」

米田 「仕事はちゃんとやりますといったでしょう。僕はチームに入ります。それでは失礼します。」

バタン

晴野 「うーーん。まあしかたないか・・・。」

午後

水戸澤 「よっしゃ〜今日も練習だーー!!気合いれるぜーー!!!」

監督 「おい!全員集まれ!」

ザワザワ・・・・なんだなんだ?

米田 「こんにちは!今日から野球部に入部することになった。米田闘志です!守備は投手です!」

三咲 「同じく野球部のマネージャーを勤めさせていただきます。浜本三咲です!」

里中 「おお〜ついに入ることになったか米田。かっこいいぜ。社長候補。」

今岡 「米田さん。ユニフォーム似合ってますよ!」

吉本 「新入部員カップルかこれでだれかのの出番がなくなったな。」

井上 「許可がでたんですね。よろしくお願いします!米田さん!浜本さん!」

水戸澤 「(ムカッ)二人ともよろしく〜。」

ワイワイがやがや

監督 「みんなよろしく頼むな、よし!練習始めるぞ!!」

「はい!」

ついに快晴へ新入部員がはいった。そしてこれからどんな物語が始まるのだろう・・・。

続く


作者から

ミト・ダヨーンって変人多すぎ・・・。今回はりょうさんとつくったネタを使わせてもらいました。なので一時休息の快晴連盟ということで。

ついに新入部員登場です。あとマネージャーも。実はこのあとの展開が全然思いつきません。また次も新登場人物がでるかも・・・。


十一話 十三話
SEO対策 ショッピングカート レンタルサーバー /テキスト広告 アクセス解析 無料ホームページ 掲示板 ブログ