快晴野球連盟野球部

第一話

〜プロローグ・始まり〜
 

 



7月 甲子高校

夏の太陽が照りつけるグラウンド

監督 「明日はいよいよ夏の甲子園出場をかける予選大会の選手発表だ。」

明日はついに予選の選手発表の日で、チーム全員が緊張していた。
その中でも特に緊張していた選手がいた・・・。

(だしてくれるかな〜・・・心配だな・・・。)

その選手の名は・・・水戸澤大成

身長163cm 体重 70キロ 髪の色は黒 長髪でモミアゲが特徴

彼はのっぺら中学から投手で推薦で甲子高校へ来て2年間ベンチだったのである。

今年は三年で選ばれないと彼の高校野球人生が終わる。

ここで終わってはいけないと彼はこの三年一日も練習をサボらず頑張ってきた。

水戸澤 「明日でオレの人生が決まる・・・。大げさかもしれないけどオレにとっては重大な問題なんだ・・・。」

そして次の日・・・・・・・・

水戸澤は授業など全然聞かず放課後を待っていた。

先生 「聞いとんのか水戸澤!!」

水戸澤 「はっはい!」

先生 「聞いてなかったな!廊下で立ってろ。」

水戸澤 「はぁ。」

放課後・・・・

監督 「ようし皆集まれ、夏の大会の選手発表をする!!」

水戸澤 「うわああ〜ついに・・・。ドキドキ」

東城 「大丈夫だってきっと選ばれるよ。」

水戸澤 「そうだよな・・・オレなら選ばれ・・・・。」

監督 「背番号を渡すから言われたら取りに来い。」

「1番」

水戸澤 「エース番号だ!!」

「・・・・・矢吹新太郎」

チームメイト 「やったな新太郎!」

チームメイト 「よかったな矢吹先輩」

水戸澤 「エースではなかった・・・。」

東城 「大丈夫だってきっと選ばれるよ」

水戸澤 「・・・・・・・うん。」

「2番・・・北島四郎」

「3番・・・砦守」

「4番・・・日下部湖南」

「5番・・・神崎千」

「6番・・・東城博」

東城 「はい!」

水戸澤 「よかったな東城」

「7番・・・布居田勇」

「8番・・・小酒井健太」

「9番・・・榛原秀」

水戸澤 「スタメンは無理だよな・・・・。」

「10番・・・福原大介」

「11番・・・伊呂波留守」

「12番・・・水戸澤大成」

水戸澤 「おおお・・・・・やったぜーー!!」

東城 「やったな水戸澤!ベンチだけど!」

ひゅるるるる〜。

水戸澤 「余計なこと言うな・・・・。」

「13番・・・・・・・・18番 最後野一里」

水戸澤 「やったぜ!!絶対優勝だ!!」

福原 「キャプテンなのに・・・。」

監督 「常勝甲子高校は絶対優勝するぞ!!」

おーーーー!!!

8月1日甲子高校は東京県大会の決勝まで来ていた、しかも2点勝ち越しで9回裏

ストライークバッターアウト!!!

矢吹 「よっしゃ〜!!あと一人!!」

いいぞ〜わーわー

最後のバッター 「うっしゃああ〜〜〜!」

カキーン

矢吹 「東城!!」

東城 「わかってますよ。」

バシッ

あがった打球はショート東城のグラブへ

やったあああああーーーー!!!甲子園出場だーー!!

「わーやったぞー!!五年ぶりに東京代表甲子園出場だーー!!」

水戸澤 「やったな!おめでとうみんな!」

矢吹 「うわっはっはっは〜^^」

東城 「完全にまいあがってるよ。」

水戸澤 「でも甲子園にでれるんだぜ!やった〜^^」

東城 「ははは・・・こいつも・・・。^^;」

しかし・・・甲子園大会では最悪の結末がまっていた・・・。

8月中旬 阪神甲子園球場

カキーンカキーン

神崎 「よっしゃ〜6点目だぜ〜」

甲子高校 6−0 札幌商業

水戸澤 「オレもでたい・・・マウンドにたちたい!!」

矢吹 「最後の一回このまま0で終わらせるぜー」

水戸澤 「今言うしかない!」

水戸澤 「監督!」

監督 「ん?なんだ?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

矢吹 「えええ〜?監督俺に完封させてくださいよ〜。」

監督 「まあまあ水戸澤に肩慣らしにもちょうどいいだろう。」

矢吹 「ちっ水戸澤!0で終わらせないと・・・・」

水戸澤 「まかせてください!」

「9回の裏 札幌商業の攻撃は・・・・六番ピッチャー中城くん」

「甲子高校選手の交代をお知らせします。ピッチャー矢吹くんに変わりましてピッチャー水戸澤くん。」

水戸澤 「よっしゃ〜!」

「さあ・・甲子高校リリーフでしょうか?」

水戸澤 「期待に答えてやる!」

一球目

ズバーン(真ん中のスライダー) ストライク

二球目(カーブ)ストライク

三球目

ビュッ・・・・カキーン

水戸澤 「あれれ?」

ライトスタンドへ一直線・・・・

はいったーーーーー!!!

中城 「やった〜夢の甲子園でホームランだーー(感)」

水戸澤 「まっまじで!?」

監督 「おーい水戸澤〜なにやってんだ〜。」

水戸澤 「大丈夫です。」

しかし・・・・・・・・

カキーン
6−1
カキーン
6−4
カキーン
6−6

カキーン

水戸澤 「あ・・・・・」

「右中間真っ二つー!!サードランナーホームへーー!!サヨナラ〜!!最終回で大逆転!水戸澤破れる〜!!」

矢吹 「こ・れ・は・ゆ・め・だ・ろ・う・・・・・・。」

監督 「夢だよな。」

東城 「夢だよ」

最後 「夢夢夢夢夢」

「うわ〜やったよ〜!!」

「甲子園いただき〜!!」

「新!サヨナラチーム参上!!」

「いえっははは〜」

水戸澤 (・・・・・・・・もう死なせてく・・・れ・・・・)

東城 「水戸澤・・・・・・・」

・・・・・・・・・・・・

あれから五年

「ここか・・・・・・ここが快晴野球連盟」

ガチャ

「こんちわっす。」

長髪のモミアゲの長いの男が会社のオフィスに入ってきた。

「だれだ?お前」

「おおっ君は・・・。」

 

髪の毛が少ない中年のおじさんが立ち上がった。」

「来たか水戸澤君、私は部長だ。みんなが今日からうちの会社に入社した。水戸澤くんだ。よろしく頼むよ。」

水戸澤 「おう!みんな今日からお世話になる水戸澤だ!まあよろしくな!あっそうそう担当は審判団でもちろん快晴野球部って所にも入れさせてもらいますぜ。」

「なんだか口の利き方から直さないといけない新人が来たな。」

水戸澤 「ん?なんだお前」

「オレは吉本(よしもと)。快晴野球部四番バッター、外でろ、千本ノックだ。」

水戸澤 「はああ?・・・・ふ〜ん・・新入りの歓迎ノックってか?受けてやってもいいぜ。」

部長 「ちょっと君達?」

水戸澤 「チーム案内も頼むよよ・し・も・と先輩」

吉本 「気安く言うな。こいつ。」

続く


快晴野球連盟ついに完成しました。どうだったでしょうか、一話のわりにはマジで長いです。すいません・・。

なんとかがんばって行きたいと思います。


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