BBB
第6話 初・・・
ここはどこか
天地中学と地上中学が試合をしているグラウンドである
試合はまさに熱戦。みんなが燃えていた
栗田「(奥間でセンター前・・・無理に引っ張っても打ち取られるだけだな。ここは器用に攻めなくちゃな)」
カレン「それ!」
シュルルルル
栗田「(絶好球!)」
カーン!
カレン「う!?セカンド!い、いや!ファーストだ!」
シュルルルル
栗田の打った球はセカンドとファーストの間をきれいに抜けていった
カレン「さすが全国級の中学・・・一筋縄じゃいかないな」
2アウト1・2塁
ジャクソン「(カレン・・・お前も成長したな。前のピッチングに対しての攻め方じゃ勝てないからな。お前とは初勝負も同然なんだ。やったるぜ)」
カレン「ジャクソンだからって油断はしないぜ。それ!」
キーーーーン ズババーン!
審判「ストライーク!」
カレン「もう1球!」
キーーーン ズバーン!
審判「ストライクツー!」
ジャクソン「(速い・・・しかも外角攻めか・・・素直に流すにしてもファーストとセカンドが深く守ってやがる。ここは・・・)」
サッ
ジャクソンが自分のヘルメットに左手を意味ありげに触れた
奥間「(あのサインは・・・)」
栗田「(マジかよジャクソン)」
カレン「それ!」
キーーーン
ジャクソン「今だ!」
コン
ジャクソンは2アウト1・2塁という絶好のヒットチャンスにバントという一か八かの作戦を選んだのである
カレン「な!バント?」
川井「カ、カレン!早くボールを拾え!ファースト!ベースにつけ!」
カレン「っち!」
ダダダダダダダ
カレンはこのバントを処理できるのは自分しかいないかのように必死にボールまで走った
カレン「間に合うか!?」
シュルルルル
神谷「間に合えー!」
福浦「セーフだー!」
ズバーン
審判「・・・・・・セ、セーフ!」
ワーーーー!
ジャクソン「よっしゃ!」
カレン「ま、満塁・・・・?」
その後カレンは天地中学に攻略され7回(中学野球は7回まで)7−1で敗戦投手となったのである
涼「やったぞやったぞ初勝利〜♪」
麗「涼!お前は特に勝利に貢献してないだろ!」
涼「うるせー!お前だって特に貢献してないだろー!」
麗「残念。俺は4回にスクイズを決めたぞー!」
涼「なに!?負けた・・・」
麗「はははははは!俺が兄貴になったほうがいいかもなー!」
神谷「よかったな!一時はどうなることかと」
福浦「さすが天地ナインだよな!」
小川「やったやった!」
神谷「意外と小川は明るかったのか!」
福浦「意外意外意外」
小川「うるさい!」
監督「集合!」
ウイース!
監督「今日はよくやった。特に奥間とジャクソン!お前たちはチームに士気を取り戻してくれた。お前らがいなかったら勝てなかっただろう」
奥間&ジャクソン「ありがとうございます!」
監督「よし!今日は解散!明日は朝練があるぞ!早起きして来い!では解散!」
ありがとうございました!
第7話に続く
作者から
すっげー急激な展開になっちまった・・・
1回裏から試合終了まで飛んじゃったよ。でも、これからは神谷もどんどん野球させていきます!主人公の知っていそうで知らない実力。お楽しみに!
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