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第8話 奥間覚醒!



ここはどこか
天地中学校3塁側ベンチである
一人は大西監督もう一人の男は・・・?

監督「いや〜あなたのようなスカウトさんが来てくれるなんて光栄のいったりきたり」

スカウトさん「この佐藤 武雄(さとう たけお)!火山高校を強くするためには何だってしますぞ!特にこの中学と海底中学には注目してますからねえ」

監督「そうですかそうですか、ちょっと今期待の1年が2人ほどいるんですがねえ、どうします?見ていきますか?ちょっと奥間の球を打たせてみようと」

佐藤「ほう、奥間君の球を二人に?」

監督「いや、一人だけ、福浦ってほうにね」

佐藤「福浦って、あの?」

監督「どうもそうらしい、高麗を打ちのめしたからねえ」

佐藤「ほう、あの高麗君を・・・」

やはり監督たちの言っていることはよく分からないだろう。でも、あと数行で一つ目の秘密が明らかとなる

神谷「ふう、福浦は何であんなにうまいんだ?高麗さんの球も打っちゃうし」

奥間「福浦、ちょっと来い」

福浦「はい」

奥間「お前、俺の球打ってみろ」

福浦「キャプテンの球を?キャプテンはファーストですよね?ピッチャーは高麗さんじゃあ・・・」

奥間「俺はピッチャーだ。高麗はピッチャーだが俺もピッチャーだ」

福浦「ええええ?」

奥間はなんとピッチャーだったのである

福浦「それでキャプテンの球を打てって言っているんですね?わかりました」

奥間「よし、じゃあ来い」

福浦「はい」

奥間は福浦をグラウンドに連れて行った

神谷「福浦?キャプテンとどこ行くんだ?」

グラウンド

奥間「よし、じゃあ1球投げさせてくれ」

福浦「どうぞ」

キーン バコーン

奥間の投げたボールは福浦に目で捕らえられることもなくすごい速さで通り過ぎていきバックネットに直撃した

福浦「は・・・やい」

奥間「よし、じゃあいくぞ」

福浦「は、はい」

キーーン バコーン

福浦「え?今、通り過ぎたのか?」

そのころ神谷は・・・

神谷「あれ?確か福浦こっちに言ったんだけどな・・・」

香子「あれ?神谷君。誰探してるの?」

神谷「佐々木さ〜ん☆福浦と奥間キャプテン探してるんだけど見てない?」

香子「福浦君と奥間さん?それならさっき第2野球場にいってたの見たけど」

第2野球場とは天地中学はグラウンドが3つあって第1野球場と第2野球場に運動用グラウンドの3つがある普段野球部が練習しているのが第1野球場。第2野球場は陸上部に使われていることが多い。だがこの日は陸上部が休みだった

神谷「第2野球場?なんで」

香子「分からないけど。そういえば私歴史わからないところがあったから明日教えてね」

神谷「本当?じゃあ明日教えてあげるよ〜じゃあね〜(嬉嬉嬉」

香子「じゃあね」

神谷「じゃあね〜☆」

タタタタ・・・

神谷「やっぱかわいいなあ〜佐々木さん(にやにや」

第2野球場

神谷「あ!奥間キャプテンいた!・・・・!福浦!?」

福浦「はあふう・・・ひい・・ひい・・・」

奥間「さすが[世界少年野球合同チーム]に選ばれた福浦 出雲。日本で選ばれた5名の中の1人だ」

神谷「え?福浦が世界少年野球合同チームに選ばれた?そんなにすごい奴だったのか・・・」

世界少年野球合同チームとは各国から野球がうまい人たちを選抜しその中から20名に絞込み最強チームを作る。そしてアメリカの最強中学と戦い全世界の人に楽しんでもらうというものである(もちろん作者の創作物です)昨年度日本は5名選抜し、世界への試験に通ったのは福浦を入れた2人だけである

奥間「それに世界チームのキャプテンだったから。ニュースとかにも出てね。スイングとかTV画面で見てたんだよ。エースでもあるしね。まさか打ちの学校に来るとは思ってなかったけど」

栗田「やっぱりそうか」

奥間「栗田、いたのか」

栗田「ああ、一部始終見せてもらったよ。なかなかやるじゃん」

福浦「栗田先輩・・・このことは・・・内緒に・・・お願いします・・はあひい」

栗田「ああ、わかった」

神谷「え?なんでだ?福浦」

奥間「代わって言うけど俺みたいな人が1年生に手合わせ申し込んで叩きのめしちゃったっていうんだから。これで福浦が怪我でもしたら問題にされる可能性もあるな」

神谷「そうですか。でもどうやって手合わせしたんですか?ピッチャーがいないし打ったのは福浦みたいだし」

奥間「そのことについてだけど俺はピッチャーなんだ」

神谷「何だピッチャー・・・・ってえええええ!?」

栗田「どんどんばれてるぞ」

奥間「別にかまわねえよ。隠す必要もないし」

栗田「でも、レギュラーにしか知られてなかったのに・・・」

栗田はなぜか気まずい顔をしていた

神谷宅

神谷「そうか・・・福浦はそんなすごい奴だったのか。よし!俺も負けないようにがんばるぞー!」

母「うるさい!もう寝なさい!」

神谷「はーい(あんたのほうがよっぽどうるせえよ)」

第9話に続く


作者から
本当に疲れる小説だ。それぞれ事情作って楽しくしようと思うと書いてるこっちまでわからなくなって来る
表にまとめたり色々と工夫してます。頑張ってます!応援よろしく!


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