BBB

第7話 王者君臨! 福浦の実力!



ここはどこか
なにやら快音が聞こえる。野球に付き物の快音だ。
ここは天地中学のグラウンド。先日の練習試合に勝利したことによって勢い付いていた

涼「バッター!バッター!」

なぜかいつも涼から始まる・・・

麗「涼!ハゲピカ君をおちょくるな!」

涼「お前もおちょくってんじゃん」

ジャクソン「おちょくりやがって・・・絶対に横を抜いてやる!」

高麗「それ!」

シュルルルル

ジャクソン「もらった!」

カーン

涼「うお!」

涼が打球に飛びついたのもむなしくボールはセンターに転がっていった

ジャクソン「やった〜やった〜勝利勝利〜」

涼「ちくしょー!」

監督「よし次・・・1年に打たせてみるか・・・1年!打ちたい奴いるか?」

「ええ〜」

「高麗さんの球なんか打てねえよ」

「自信ねえ〜」

「はい!はい!」

たったの一人だけ名乗り出たものがいた。それは・・・

監督「本当にいいのか?えーと、なんていったっけかな〜。そうだ。福浦だ」

福浦「打たせていただけますか?」

監督「いいぞ!そろそろ1年の動きも見ておきたかったしやる気ある奴から打たせてやろうと思ってな」

福浦「ありがとうございます!」

奥間「福浦。早く準備しろ」

福浦「はい!」

神谷「いいなあ〜俺も打ちたい・・・言えばよかった。・・・・福浦・・・」

神谷には福浦が走って遠くに行ってしまっているように見えた

監督「高麗。調整のつもりで投げてやれ。1年に練習させてやらないわけにもいかんしな」

高麗「はい」

福浦「用意できました!よろしくお願いします!」

高麗「よし、いくぞー」

シュルル

高麗は完全に手加減をしていた

福浦「もう少し強く投げてくださいよ〜」

カキーン

橘「麗!」

麗「オ、オーライオーライ」

パシッ

加賀「う・・・すげえじゃん」

高麗「なかなかやるな。それじゃちょっと速めに・・・」

キーン

福浦「ふふふ・・・」

カッキーン

高麗「うお!?」

ガッシャーン

加賀「フェンスダイレクト・・・」

栗田「何だこいつ・・・まさか、福浦って[あの福浦]か?」

栗田の言っていることは現在は読者の人には全くもって意味不明だろう。でもそのうちわかるときが来る・・・と思う

校門付近

「あいつ、あの身長。1年か?」

「そうっぽいな。高麗の球楽勝に打ってるぜ。それにあの打球・・・」

「なかなかやるじゃん」

グラウンド

小川「あれ?他校生だ」

神谷「本当だ。奥間キャプテーン。他校生(偵察?)が来てますよ」

奥間「ん?他校生?あ・・・あの制服は・・・」

佐々木「[海底中学]・・・日本最強中学だよ・・・」

神谷&小川「日本最強!?」

奥間「昨年も一昨年も全日本一になっている野球では最強の中学だよ」

佐々木「あそこにいるのは1番右の背が高いのは大呂 魚世(たいりょ ぎょせ)で、真ん中のガッチリした体つきをしているのが海士 双樹(かいし そうじゅ)。二人ともそれぞれファーストとキャッチャーで重要な戦力になっているんだよ」

奥間「松葉杖を付いているのが全日本最強チームを束ねる出島 善郎(でじま よしろう)。センターだったが今は負傷中でね、入院してるはずなんだが、今は特別に散歩を許されてるのかな?ここはいい空気だし散歩にきたんじゃないかな。ここは電車で海底駅から一駅の所にあるからね」

神谷「ずいぶん余裕だな・・今年も優勝しなきゃいけないってプレッシャーはないのかよ」

佐々木「いつも俺たちもそう思う。だけどあいつらにはプレッシャーなんてないんだ。その能力には憧れるよ。試合なれっていうのもあるからな。試合中も緊張なんてしないんだ」

海底中学は東京の国立中学で学問の方も超一流である

神谷「そういえば福浦は?・・・・・・!」

グラウンドには高麗がど真ん中にぐったりと倒れていた

奥間「高麗?どうしたんだ?」

高麗「はあはあ・・・・・・」

ジャクソン「・・・・・・」

加賀「・・・・・・・・・・」

麗「・・・・・・・・・・・・」

涼「・・・・・・・・・・・・」

栗田「やっぱり、あのスイング、ミートポイント、フォロースルーのうまさ、何をとっても[あの福浦]だ・・・」

やはり栗田の言っていることは謎である。だが、これで大体の予想はついただろう

福浦「高麗先輩!ありがとうございました!」

監督「福浦・・・ためしに明日奥間の球を・・・」

第8話に続く


作者から
いや〜急展開急展開。奥間の球?意味不明ですねえ〜
まあ、8話にはいろいろなことが分かりますからあせらずにあせらずに
んじゃあBBBをこれからもよろしくお願いします


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